同窓会長挨拶


同窓会の役割を再認識する

 同窓会会員の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 さて、このたび、平成24年10月27日の同窓会総会で森川昭廣前同窓会長の後任として同窓会長に就任いたしました。

 群馬大学医学部同窓会、刀城クラブが創設60周年を迎えましたことを会員の一人としてお慶び申し上げますとともに、常日頃よりご支援、御鞭撻をいただいております会員の皆様に感謝申し上げます。

 前橋医専、前橋医大、群馬大学医学部と母校の歴史が移り変わる中、同窓会、刀城クラブはいつも側面から母校を後押ししてきたものと認識しております。今、創設60周年という歴史の重みをかみしめています。毎年のことですが、晩秋には昭和キャンパスのいたるところで銀杏の落ち葉が北風に乱舞し、静かな日には伝統の銀杏並木に沿って黄色のじゅうたんを敷き詰めています。道路沿いの桜の巨木もかつて道路拡張に伴い姿を消しましたが、その時植えた幼木が今では直径50センチほどの成木となり春には満開の桜を楽しむことができるまでに育ちました。医学部の正門をくぐるとヒマラヤスギの巨木が今なおどっしりとした風格を残しています。建物はすべて新しくなりましたが、昭和キャンパス内の木立の景観は一層役割をまし、建物とうまく調和しています。先輩方が残して下さった木々の一つ一つに歴史の香りが感じられます。

 同窓会の会則をみますと目的と事業について明確に記載されています。第3条には本会は会員相互の親睦と研修を図るとともに、群馬大学医学部の発展に寄与し、併せて学術研究の向上に貢献することを目的とするとあり、第4条には本会は前条の目的を達成するために、次の各号に掲げる事業を行い、広く社会に貢献する。1)会員相互の親睦と発展に関する事業、2)会報、会員名簿等の発行、3)講演会、研究会等の開催、4)表彰、奨学補助金制度の実施、5)その他役員会で必要と認めた事業とあります。最近の同窓会の年間行事をみますと、目的に沿った事業内容がほとんど全分野にわたっていることがわかります。歴代の同窓会長を中心とした役員の方々の多大なご努力、そして会員の皆様のご支援のおかげであると感謝申し上げます。

 今後、先輩方が築かれてきた同窓会の伝統を次世代へと受け継いでゆく責務は当然であります。同時により良い同窓会をめざし世代を超えて会員の斬新なアイデアは取り入れるべきと思います。そのために次のことを目標にしたいと思います。1)開かれた身近な同窓会:役員など一部だけで同窓会が運営されていると思われがちですがどんなことでも同窓会で反映される機会があることをもう一度考えていただきたいと思います。会員相互の親睦の場としてさらに活用されるよう、身近な同窓会として機能するよう工夫してゆきたいと思います。どうぞ忌揮のないご意見をお聞かせください。2)財政基盤の強化:年間事業の充実とともに当然のことながら年間予算も増加しています。しかしながら、収支決算で支出が上回り徐々に繰越金が減ってきていることは運営上好ましいことではありません。繰越金を増やす工夫が必要です。3)財団との連携強化:一般財団法人群馬健康医学振興会との連携は今後ますます重要になるでしょう。一般財団法人からさらに公益財団法人となるように同窓会の支援が必要と思います。4)学生の支援:奨学、補助金などの支援も大切でしょう。それにもまして、私は若者が個性豊かな人間として、気骨のある人間として、日本人としての誇りを忘れない人間として育って行ってもらいたいと強く願っています。そのために同窓会がお役に立てればと思います。

 同窓会刀城クラブ創設60周年の節目を迎えるにあたり、その歴史の重みをかみしめるとともに同窓会の役割を再認識した次第です。

 同窓会の皆様、今後新役員ともどもご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

群馬大学医学部同窓会長
飯野 佑一(昭46卒)



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