2015年3月14日(土)、東京・渋谷エクセル東急で開催しました。参加者は当初41名を見込んでおりましたが、キャンセルの方と当日参加の方を加算・さし引きして合計37名でした。
 小原甲一郎相談役(昭39年卒)の司会で開催宣言があり、式次第により進められました。例年は同窓会長のご来駕があってご挨拶を頂いておりましたが、今年は飯野会長には所用があって欠席され、少し寂しい幕開けとなりました。最初にご挨拶いただいたのは、2014年度の地域医療貢献賞を受賞された町田純一先生(昭29年卒)で、今までにもよく耳にした「養心寮」時代の逸話と武勇伝を交えて、先生の現況などをご披露いただきました。ご本人は大変ご満足のご様子で、他の出席者からのコメントも飛び交うなかでほのぼのとしたスピーチを頂きました。支部会の1年間の活動報告と会計報告の後、恒例の講演会にすすみ、今回は三井記念病院・総合健診センター所長の山門 實先生(昭47年卒)による「健康診断の近未来」をお聞かせいただきました。先生のライフワークに関する熱弁を1時間弱にわたってご披露いただき、参加者全員が楽しませていただきました。血液中のアミノ酸解析でガンやメタボリックシンドロームのリスクを検知する、アミノインデックススクリーニングという検診方法でした。そういえばテレビで「血液検査でガンの予知ができます」という宣伝を聞いたような気がします。「これは自分もぜひ受けなくては」と思いました。ちなみにこの研究は「味の素(株)」と関連がある由、COI(利益相反)が開示されました。時間の関係で「討論は個別に」ということで省略されましたが、これとは別に一時話題になった「高血圧と診断する際の血圧値」について言及があり、「わが国独自の検診システムである人間ドック検診は健康という財産への投資である」という持論を披瀝されました。日本抗加齢医学会雑誌に投稿された山門先生の論文の一文です。記念写真撮影の後に懇親会に入り、約2時間を和気あいあいの内に過ごしました。閉会の辞は、これも恒例となっている「本日の若手代表」として笠原真紀先生(平12年卒:2児の母だそうです)にお願いし、無事閉会となりました。次回は2016年(平成28年)3月12日(土)に開催と決め、再会を約して散会しました。群馬大学同窓会のご支援に感謝するとともに、会員の皆様のご健勝をお祈りいたします。
 






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