刀城会沖縄支部からの近況報告を2件まとめて投稿いたします。

【水沼英樹先生を囲む会】
 弘前大学産婦人科の水沼英樹教授(昭50卒)が産婦人科学会の講演でご来沖され平成26年12月24日クリスマスイブの日に那覇市の中心部久茂地の琉球料理店美栄で歓迎会が開催されました。私、石内(昭60卒)は水沼先生の飾らないお人柄に初対面とは思えない歓談のときを得ました。会合は刀城会沖縄県支部の恒例の近況報告から始まりました。歓談のなかで水沼先生の群馬大学医学生時代のお話で水沼先生が所属した剣道部が東医体での優勝の話から穏やかな水沼先生御自身の中に武士(もののふ)が垣間見えました。そして弘前での日常生活で、雪かきをしなくて済むように高層マンションに住んでおられるというお話には亜熱帯で有史以来雪の降ったことがない沖縄ですが皆納得した次第。当日の外気温は21度で沖縄にしてはやや寒いクリスマスイブでしたが、冬の街を彩るイルミネーションやライトアップの中に三々五々解散となりました。雪の弘前から沖縄の同窓会員への心温まる水沼先生のお話に深謝です。

【新垣義孝先生・長嶺竹明先生祝賀会】
 平成27年4月27日、宜野湾市ラグナガーデンホテルにて沖縄県政策参与に就任した新垣義孝先生(昭50卒)の就任祝賀会および群馬大学医学部を今年ご退官され沖縄にお越しになられた長嶺竹明元教授の来沖記念祝賀会が開催されました。ここ沖縄県では仲井眞弘多前知事から翁長雄志現知事になり、医療状況も若干の変革がなされようとしています。その一環で新垣先生が沖縄県参与に推挙されました。新垣先生は沖縄県中部病院の副病院長であり、この4月からは併任して県政策参与として沖縄県の保健医療福祉分野の行政職のトップ(副知事待遇)に就任されています。新垣先生は翁長知事とは同級生で知事に物言える参与として沖縄県民の期待がかかっています。新垣先生は温厚で実直かつ物事を前向きに捉えるその人柄から常に社交・医療の中心にいます。
 一方、那覇市小禄ご出身の長嶺先生(刀城クラブ会報237号6ページ参照)は今年4月から生まれ故郷で第2の人生をスタートし、同門の高良健先生(昭49卒)が経営する陽心会大道中央病院内科(那覇市)に勤務されました。群馬大学で長く医学研究や医学教育・医療技術を培った長嶺先生の豊富な肝臓疾患に関する経験と知識は、現在脂肪肝の蔓延する沖縄県の医療に多大な貢献すると思われます。この日は新川唯彦(昭53卒)幹事から更新された名簿録が参加者に配布され41名の刀城会沖縄県支部会員の現状報告と総括が金城先生(昭44卒)からなされました。新川先生と金城先生は本会のまとめ役でお二人とも温厚で快活なお人柄です。この日は祝杯で大分お酒が入った後の記念撮影となりました。なお、集会した平成卒業の渡邉孝君と菅原健一君も出席し、両先生はともに琉球大学脳神経外科講師として沖縄県の脳外科疾患の治療と医学生の教育に活躍しています。



 






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