平成26年12月4日(木)午後7時よりプリオパレス伊勢崎にて,恒例の支部総会と忘年会が開催されました.数年前より総会には母校より講師をお招きしております.今年は臓器病態外科学(第二外科)講師の清水公裕先生に「肺癌の現状と最新の治療」という題名でご講演頂きました.肺の解剖・生理にはじまり,肺癌の病理,診断(質的診断,転移の診断),早期発見の重要性,喫煙者と非喫煙者の肺の画像と禁煙の重要性,等のお話がありました.また肺癌の性質上,治療は手術だけではなく放射線療法,化学療法,と多岐にわたり,放射線科,呼吸器内科,呼吸器外科が連携して診療しているとの事でした.手術については話題のテレビドラマ「ドクターX」を引き合いに出し,手術手技だけでなく術前評価と術後管理が大事,等々,興味深く勉強になりました.
 講演の後,下條先生の乾杯で会が始まりました.今回は学生時代に公衆衛生学でお世話になった鈴木庄亮名誉教授も初めてご参加されました.学年(年齢)や科が違っても共通の話題に事欠かないのが同窓の良いところでしょうか.どのテーブルも会話がはずんでいたようです.最後は荒井先生の締めの挨拶にて終了しました.出席者(敬称略,数字は卒業年)は写真前列左より;鈴木豊(S 47),鈴木庄亮(S 37),清水公裕(H5),荒井泰道(S 46),本多隆一(S 44),下條宏(S 42),諏訪邦彦(S 47),吉田寿春(S 50),木村吉美(S49),後列左より:岡本栄一(S 63),草場輝雄(S 47),新田安紀芳(S 55),鈴木秀樹(H2),塩島正之(S 59),吉川大輔(S 55),前田昇三(S 58),南部眞一(S 59),田中司玄文(S 59),鈴木知明(S 53),森村匡志(H 8),山本巧(H6),新井正明(S 61),佐川鉄太郎(S 63),大林民幸(S 57),小内亨(S 59),望月裕文(S 56),南雲一郎(S 56),細井勉(S 56),でした.計28名,卒後19年から53年(平均35年)という幅広い年代が出席しました.数年前,参加者が極端に減った時期がありましたが支部長の本多先生の働きかけもあり,最近は毎年30名前後が出席しています.ただどうしても若い会員の参加が少なく今後は平成卒の会員の参加が増える事を期待しております.
 






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