前橋支部総会は、昨年まで同窓会本部の総会と一緒の日に行っていましたが、今回初めて、前橋支部総会として独立して開催されました。
 前橋支部の現体制は21年に発足しましたが、本格的活動には至っていませんでしたので、大竹誼長前橋支部長のもと、前橋支部の本格活動をめざし準備してまいり、まずは第一歩を踏み出せた会でした。
 始めに、大竹誼長前橋支部長から前橋支部活動を活性化させていこうという開会のご挨拶、飯野佑一同窓会長からの暖かいお言葉をいただき、山田邦子副支部長の議長のもと、議事が進められました。
 大竹誼長支部長より、平成24年度事業報告、新役員承認の報告、平成23年度地域医療貢献賞受賞候補推薦により後藤敬子先生(昭和24年卒業)、浦野恭先生(昭和34年卒業)の両先生が受賞されたご報告がありました。次に、平成25年度事業計画について、今後は年に1回刀城会館で、支部総会及び親睦会を行うことになり、今年度は白倉先生のご提案で、学術講演会を開催する運びとなりましたとの報告がありました。
 そして、記念すべき第1回の学術講演会として、神経生理学教室教授 平井宏和先生に、「脊髄小脳変性症モデル動物作成による病態解明と先進的治療法開発」の御講演をしていただきました。日頃なかなか聞くことができない基礎の話ですが、大変わかりやすく、興味深く勉強させていただきました。講演時には同窓の先生方、学生さん、留学生のみなさんと参加者の人数も増えて、皆で貴重な御講演を聞くことができました。また、最後に平井宏和教授から群馬大学の基礎系研究の実情についてのお話があり、群馬大学卒業生が母校の基礎研究に行くことがない窮状、基礎へ行く卒業生への奨学金制度などが発足した話を伺い、今後何とか発展していただきたいものと思いました。
 その後たくさんの御馳走が並んだ親睦会会場にうつり、和やかに執り行われて、25年度支部総会は無事終了しました。
 
 






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