5月19日(土)、ホテルメトロポリタン高崎にてクラス会を行った。
今回の集まりは37名の級友に通知を出し、26人が参加。
不惑会は3年前のクラス会の後、さらに4名の友人(林三進君、羽生育雄君、佐藤哲雄君、三村清君)を失った。
 医進課程で初めて顔を会わせてから、私達の間では59年という時が流れている。クラス会は当然、老人の集まりである。
開会の挨拶に、「病と歳のことは話さないで」という言葉を入れた。しかし、記憶に残る近況報告は大半が自分自身の病歴を語っていた。
偉くなった友人達も今では退職をし、亡くなった者もいる。ある意味では入学時のように、クラスはフラットとなった。
 翌5月20日(日)、不惑会ゴルフコンペ。参加者は5名となってしまい組分けに無理がある。MRや数人の友人に電話をかけて頼み込み、やっと6名、2組に仕立てた。クラス会開催時のコンペでは最低の参加者である。今後は同好者が集まり私的に少人数でプレイをする他に方法はない。
個人差はあっても毎日の生活の中で体力、気力の衰え、更には記憶力の低下に気付いている。“日々 少しずつでも進歩している”という、心を支える充足感も薄れてきた。そして、加齢と共に住みついてしまった悲しみ、寂しさに襲われる時がある。しかし、経験と、人に対して深い優しさが備わる世代に入った、と信じている。

 







事務局連絡先群馬大学ホームページ
 サイト内検索

© 2005 Gunma University School of Medicine
Alumni Association. All rights reserved.