平成28年11月12日、ホテルメトロポリタン高崎で昭和46年卒同窓会が開かれました。参加者17名の殆どが既に古稀を迎えていましたが、皆元気で第一線〜第二線で活躍をしておりました。この二年間で表彰を受けた者として、清水康夫君(群馬大学医学部地域医療貢献賞)と佐藤泰平君(検視警察医県功労賞)が挙げられ、両君の多年にわたる地道な努力が紹介されました。また、中山杜人君の「めまいの研究」が最近NHKのEテレで放映されたとのことで、その話を本人から少し語ってもらいました。今でも研究者の目で日々の患者を診ていることは中々立派です。会の初めに「群馬大学医学部の現況と今後の展望」と題して、医学部同窓会会長の飯野佑一君に大学病院問題の実情について話をしてもらいました。医学部や病院で色々な改革が進められていますが、実際の医療現場では対応が難しい内容もある様です。特定機能病院から外されたため経営的にも大変厳しいとのことで、大学で頑張っている人たちの疲弊も心配です。学外から応援出来ることは限られていますが、同窓生としては一日も早い信頼回復を願っているところです。懇親会が始まると、さすがに口角泡を飛ばす様な議論はありませんが、本音で語り合える間柄は学生時代と全く同じです。さて、「病院が医師不足で、今でも手術をしている」「訪問看護ステーション2箇所と契約をして、24時間の看取りを一人でやっている」「診療は一切止めて、日本医療機能評価機構の委員となり全国を飛び回っている」「先代から引き継いだ日曜診療を今でも続けている」「休日当番は小児(+若い母親)の対応が大変なので、返上させてもらった」「老健の施設長をやっている」「今でも生体調節研究所に通っている」「国内外の旅行を楽しんでいる。特に日本の国宝巡りがいい」「油絵と水彩画を始め、1〜2年に1回は画題を求めて海外に出掛けている」「バードウオッチングで、野鳥の写真を撮っている」「日本酒は今が一番旨いと云われる時代。妻と二人で利き酒会と称して毎晩の宴会」「子供の結婚相手を探している。誰かいい心当たりがあったらお願い」。どうですか、今回出席出来なかった同級生の皆さん、誰がこんな話をしていたか判りますか。病気や手術経験を持つ人も多く出席してくれました。「来し方、行く末」は未だテーマが重いのか、あまり話題にはなりません。もっと気楽な会です。次会の同窓会には是非参加してください。

後列左より
植竹(敏)、飯島、梅枝、斉藤(久)、佐藤(忠)、三島、清水、富岡、中山、高山、佐藤(泰)
前列左より
青木、植竹(泰)、飯野、池(愛)、小暮、神尾
写真提供:植竹 敏君







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