昭和42年卒、卒後50周年同窓会が5月13日、14日に東京・台場を中心に開かれました。遠く、沖縄から松岡政紀先生、福岡から米良利郎先生が参加。最北、札幌から予定していた長嶋和郎先生は急遽不参加、更に群馬から参加予定していた岩上豊夫妻は豊先生高熱のため当日朝キャンセルとなりました。結局13日夜のメインパーティーには卒業生24名、配偶者を含めて32名が全国から集まりました。42年卒はもともと58名と少なく物故者も数名おられますので、まずまずの出席率と思います。
  50周年は前橋でという声もありましたが、総合幹事の春日功先生が遠方から参加する方の交通の便に配慮して東京で開催することにしたとのことです。
  数多くのプログラムが用意され、2日間で5回の催しがありました。
  13日昼(食)は、豪華船での東京湾ランチクルーズ。あいにくの雨でしたが、美酒を飲みながら、それぞれ参加者の近況報告や42年卒業当時のインターン廃止運動や国家試験ボイコットの話などで盛り上がりました。下船して午後のひととき、ホテルグランドニッコー東京台場で懇親会が開かれ、個々に旧交を暖めながらの懇談や参加者のスピーチがありました。
  夜はメインの記念パーティーが同ホテルで開かれました。それぞれが挨拶し、仕事の話、業績の話、趣味の話がありました。黛卓爾先生の岩石考古学の造詣深い話など普段聞けない面白い話が多々あり、本業以外にも多彩な才能をもつ同級生がおり、我々を楽しませてくれました。また平嶋昇先生は後期高齢者にして、これから病院を建てかえると若々しく意気揚々とした話をして皆を沸かせました。当日、春日功先生は作務衣姿でしたが、同伴参加した奥様が半年かけて繭から糸を紡ぎ、機織で織り上げた絹を先生の作務衣に仕立てたというもので内助の功も話題になりました。
  翌14日はホテルの近くにある日本科学未来館を見学、スーパーカミオカンデで使われているニュートリノ観測用バルブの実物や、有人深海調査船しんかい6500の模型などなど沢山の興味深い展示物がありましたが、主目的は館内にあるドームシアターで上映中の3D映画「9次元からきた男」の鑑賞でした。全員で鑑賞しましたが、間近に迫ってくる迫力ある立体画面に圧倒されました。
  最後はお台場のヴェトナム料理店での昼食。珍しいエスニック料理を堪能し、食事後解散となりました。
  卒後50年経ったとはいえ、皆学生時代と人柄は変わらず、あたかも当時にタイムスリップしたかのようでした。皆楽しく語り合い5つのプログラムを満喫し、更に50年周年を節目におわるのでなく、次回以降新たに第1回として継続していこうという「将来」計画まで確認して帰途につきました。
  この会を立案、実行された総合幹事の春日先生は、昨年秋から4回にわたり意向調査のお手紙をいただき、大変な御手数だったと思いますが、おかげ様で盛り沢山の充実した同窓会になりました。春日先生ありがとうございました。

[写真説明]
後列左から、下條宏、萩原英一、長岡成郎、高橋徳之、小板橋毅、長屋孝雄、島野俊一、春日功、
中列左から、中林公正、森山典子、下條美枝、新沢タエ子、春日美登里、米良裕子、米良利郎、山本邦宏、黛卓爾、平嶋律子、荻野忠、菅谷公平
前列左から、橋田昌晴、舟橋一郎、平嶋昇、新沢敏章、松岡政紀、岡田慶一、大川匡子、井坂恵美子、井坂健一 
窓写真はランチクルーズにのみ参加の山本宣子(左)、小室苑(右)
(以上敬称略)







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