一昨年2014年、卒後五十周年記念同窓会を伊香保で開催、翌日、新設後実稼働間もない重粒子線治療施設を見学し、母校の発展に目を見張る思いをしてから、昨年は宇奈月、黒部を楽しみ、本年は卒業後52年目を数えるに至った。多忙な現役時代は二年に一回程度の開催であったが、ここ十数年は年一回の集いが恒例となっている。
 今年は、世俗的ながら仲々体験しない内容の、しかもある意味では奢侈な2日間が設定された。遠方は、秋田の下山君、石川の村本君、富山の福井君を含めて21名と配偶者4名の合計25人が参集した。
 10月29日、各室から東京湾レインボーブリッジの景観が得られる、ホテルインターコンチネンタル東京ベイに宿をとった。夜の宴は専用デッキ付個室でレインボーブリッジ・お台場・羽田空港・東京スカイツリー・東京風ぐるま(風力発電所)・東京ゲートブリッジの夜景を廻る、シンフォニーモデルナ号のディナークルーズを楽しんだ。ホテル帰着後は、深夜までスカイラウンジでの二次会が続いた。
 翌30日朝食後、チャーターされたバスにて、両国の江戸東京博物館を訪れた。当初、江戸から東京の歴史と雰囲気を楽しむ常設館を見学する予定であったが、偶々併設館で、「よみがえれ シーボルトの日本博物館」が開催されており、二手に分かれることとなった。この後、隅田川沿いの小さいとは言え徳川家光ゆかりの長命寺を参拝、近隣にある、かの長命寺の桜餅を季節はずれながら賞味し、一方これもよく知られる在原業平の“いざこととはむ宮こどり……”と古今和歌に詠まれたうたを思い浮かべ、言問団子を土産に購ったりした。
ゆったりと時を過ごし、車中での会話を楽しみ最終予定の東京スカイツリーに登り、燗ワりながら高所からの眺望を堪能した。更にスカイレストランでランチコースを喫食し、歓談後、下山君の発声で締めの乾杯を行った。
 次回計画予定される、谷川温泉か草津温泉での再会を約し、予定を一時間半オーバー夕方5時東京駅前でバスから下車、解散となった。

 






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