今年も、恒例の[平成27年度:刀城クラブ栃木支部総会]が、6月27日に宇都宮・ホテルニューイタヤで開催されました。これまでは若い先生方の集まりが少ない状況でしたが、若い先生方にも参加頂けるように日頃声を掛けていました所、平成卒業の先生が4名も参加してくれました。今年も総勢27名の参加者を得て栃木支部総会を迎える事が出来、参加者一同皆大いに喜んだ所です。
 刀城クラブ栃木支部総会開催に於ける恒例の講演は、群馬大学大学院医学系生体統御内科学(腎臓リウマチ内科)の前嶋明人准教授(平成6年卒)による『慢性腎臓病の診断と治療』でした。
『慢性腎臓病が進行して腎不全に移行すると、透析治療になってしまいますが、現在で約30万人の透析患者さんは、毎年3万人程増加している状況ですから、その分医療費もかなり多大になっています。これからは、慢性腎臓病の診断・治療をしっかりと行って、透析に移行しないで済むようにして行く事が肝要かと考えられます』などのお話で、普段日常の診療に追われて中々聞く事の出来ない『慢性腎臓病』の講話を、理路整然とした前嶋明人准教授のご講演で、会員皆大いに勉強になった所です。
 講演会後、会員相互の情報交換会では、会員一同皆和気藹々に日常診療や保険請求上の問題点、日頃の趣味・運動など色々の話をしながら、年に一度開催している刀城クラブ栃木支部総会も大いに盛り上がりました。
 また来年も皆元気に再会出来る事を約束して、三々五々会場を後にしました。


 






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