第9回の総会が平成26年11月29日(土)大宮市の東晶大飯店で開催されました。
 昭31年卒から60年卒までの31名の参加があり、同窓会からは飯野同窓会長に出席していただきました。
 例年は特別講演を群馬大学卒の教授をお招きして学術的な内容の講演をしていただいておりましたが、今回は群馬大学医学部創立70年ということもあり、若い同窓生が増えてきましたので、この際医学部の歴史に詳しくかつ写真がご趣味で豊富な資料をお持ちの昭31年卒で第10代の同窓会長をされた饗場庄一先生にお願いして、「写真でみる群馬大学医学部の変遷」という演題で講演いただきました。
 まず、歴代の校長・学長・医学部長・同窓会長を先生ご自身で深交のあった先生についてはエピソードを交えて紹介されました。教授の写真も若く、当時の先生方の個性的な講義を思い出しながら拝聴いたしました。また先生が入学された当時の群馬大学医学部正門の写真、小さかったヒマラヤ杉、木造の階段教室、各クラブが資金集めに昭30年代盛んに開催されたダンスパーティーの会場となった大講堂、学生達が煙草を喫いながら将棋を指していた学生ホール、図書館など、大変懐かしい写真ばかりでした。若い会員は現在の立派な医学部・図書館・附属病院の建物と雲泥の差があり驚き禁じ得なかったと思います。さらに刀城会館設立の苦労話、重粒子線医学研究センターが作られた裏話などを話され、われわれの知らないことが多く有意義な時間を過ごしました。
 講演後は懇親会となり、出席者の自己紹介現状報告となりましたが、他大学から見た群馬大学のあり方に註文をつけられた先生もおられました。
 饗場先生から追加発言があり、マスコミに報じられている2外科の肝臓癌の腹腔鏡手術について、当事者の心情を2外の先輩として心配しているとの発言がありました。
 今回は若い会員の出席が少なく残念でしたが、次回はさらに多数の同窓生が出席して盛会になることを願っております。
 






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