平成28年3月19日、ようやく少し暖かくなり、そろそろ桜の開花、春本番ももうすぐ間近となった頃、東京で59年卒同窓会が開催されました。2年ごとの東京・群馬交互のクラス会開催となって4回目で、恒例となった感があります。午前中に降っていた雨は午後に上がり、我々を歓迎するかのように、開宴6時にはスッキリした青空になりました。東京駅前の旧中央郵便局跡に新しくできたJP タワー KITTEの6階、フランス料理「アルカナ東京」に、総勢42名の同級生が集まりました。遠くは福井、新潟、静岡、長野から、また関東一円の神奈川、千葉、埼玉からは多くの人が参加しました。
 同窓会副会長をしている小山徹也くん(クラス幹事)から、群大外科医局の内情、これからの病院機構の変革、教育システムに関する報告を簡単にしてもらいました。今後の皆の健康と大学の発展を祈願して乾杯し、宴会が始まりました。今回のレストランは、前回の立食パーティと趣を変え、各人がテーブルに着席してのディナー形式で、順番に出てくるおいしいコースの料理とワインを飲みながら、ゆっくり落ち着いて会話を楽しむことができました。
 皆、お酒も適度に入り、程々に酔っ払って会も盛り上がってきたところで、恒例となった各人の近況報告を順番にしてもらいました。相変わらず大学や病院に勤務している人は、ほとんどが役職について組織の中枢を担っていますが、中には未だに手術をバリバリ続けている人もいました。開業している人でも、勤務医時代よりも使命感に燃えて忙しく手術や当直をこなしている人もいました。子供が群大に在学中だったり、卒後研修医として同級生の病院に回ってくる話も聞き、我々医者の世界の狭さを感じました。また、つい最近子供が生まれた人や、開業の仕事の合間に小説を書きあげて、文庫本を自費出版までしてしまった人もいます。我々の年齢になると自分の健康が気にかかり、ランニングを始めマラソン大会で完走した人もいましたが、幸いなことに、病気で亡くなった同級生はいませんでした。
 あっと言う間に宴会終了の9時になって、全員で記念の写真(下記)を撮影してお開きとなりました。その後も、約30名の人がそのまま一緒に近くの居酒屋まで歩いて二次会に入りました。益々にぎやかになり、普段、職場などでは言えない本音や愚痴を、同級生には気を遣うことなく話すことができました。三々五々、帰宅する人もいましたが、会は終電近くの11時過ぎまで続きました。
 皆さま、大変、お疲れさまでした。今回もまた、大いに盛り上がって楽しい同窓会でした。受付などの協力してくれた方々ありがとうございました。次回2年後(2018年)の同窓会は、群馬での開催(伊香保温泉?)、幹事は青木栄くんの予定です。また皆様、元気で再会できることを心から楽しみにしています。
 






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