恒例のクラス会が、2015年11月8日上野精養軒で行われた。昨年出席の村上君が亡くなり、更に前日になって生方君が体調を崩して欠席となり5名の会となった。
　お互い難聴がすすみ、比較的聴力のよい白寄君が、大声で通訳をしてくれて会話が成立する会となった。集団自衛権容認や、戦争法案が国会を通過した情勢を反映して、お互いの戦時中の学歴が話題になり、5名中3名が海軍兵学校や海軍基地学校に在学中であったことを、初めて聞くことが出来た。このメンバーで3人が軍隊関係の出身となると、クラス全員に聞いたら、半数位は軍隊関係だったのか？と思われる。改めて戦争の影響を知らされた。恐らく一年下の群大医学部一回生には、軍隊関係の人は少ないのではないだろうか。
　珍しく、野党が一致して「連合政府」を作る提案をした共産党が｢元気になってしまったな｣などという政治談議にまで発展した。
　「戦争なんておこりっこないよ」という意見も出たが、昔のような戦争ではなく、テロにまきこまれる形だろう―そんなことが、話しあわれた。フランスのテロ被害を見て、人ごとではないと思いたい。
　参加者が5人になったので、「そろそろ中止を―」と幹事として提案してみたが、全員が続けろという意見になった。出席者は元気だ。これをお読みになった三回生の皆さん、是非努力して参加して下さい。
　次回は、2016年11月13日（第2日曜日）正午から上野精養軒で行います。
医大三回生の皆さん、お元気で―。