昨年に続き、平成27年9月12日に、わがクラスとしては7回目となるクラス会を高崎市のホテルメトロポリタンで開催しました。今回のクラス会も2名の教授就任のお祝いを兼ねてのものでした。大山良雄君が、群馬大学大学院保健学研究科看護学教授、小山諭君が、新潟大学大学院保健学研究科看護学教授に就任しました。毎年、教授に就任する同級生がいることは、63卒としても誇らしいかぎりです。今回は、25名の参加者がありました。まず初めに、本年5月21日に不慮の事故で亡くなった、西裕太郎さんに全員で黙祷を捧げました。岡本栄一君から、西さんの略歴について紹介があり、昨年から聖路加国際病院循環器内科部長に就任して1年足らずの訃報であることが伝えられました。これからというときに残念な気持ちでいっぱいです。また、同級生もそれぞれが、責任ある立場での診療を行っているため、夜間待機者が見つからず、新潟から日帰りで駆けつけてくれた小林弘子さんや、どうしても抜けられない仕事で残念ながら欠席の方も大勢いました。毎回、石川県の和倉温泉から駆けつけてくれる佐原博之君は、北陸新幹線の開通でとても移動が楽になったということでした。教授就任2名の講演では、大山君は、これまでの研究テーマが、高血圧、老化、糖尿病、総合医療と多岐にわたること、また、臨床研修センターを初めとして、医療人能力開発センター、患者支援センター、保険診療管理センターの副センター長を務め、チーム医療を実践してきたことが今回の教授就任につながったと話がありました。小山君は、専門の乳がんの治療、特に手術療法の進歩や、もう一つの仕事である、経腸栄養に関して、基礎研究のアクアポリンについてから日本静脈経腸栄養学会での活動まで幅広い内容でした。また、経腸栄養についてもチーム医療が大切で、多職種でフットサルを楽しんでいるとの話もあり、今回の講演は、2名ともチーム医療の実践がキーワードでした。淀縄 聡君は、9月9日から10日の豪雨で被害の大きかった茨城県からの参加でした。病院の近くの川がだいぶ増水したが、何とか大丈夫であったとのことでした。最近では、子供が医学部に進学している同級生もいて、いずれ63卒の教授たちに講義や実習でお世話になることをお願いしていました。これまで同級生の教授就任などの活躍のおかげで、お祝いの会を兼ねて多くの同級生が参加して会を開催することができました。まだまだ、クラス会でお祝いする必要がある要職に就く同級生もいると思いますが、これからは、卒後30年、40年といった区切りの年にもクラス会を開催して、同級生の元気な姿を見られればと思います。次回の予定は特に決まっていませんが、おそらく数年のうちにまた開くことができることを願っています。

 






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