昨年、卒後50周年のクラス会が、伊香保温泉であり、久しぶりに参加しました。北陸新幹線もでき、次回幹事は頼むぞと言われそうの予感どおり、一生一度の事とお引き受けしました。不況が続き、秋のモーツアルト祭など、宇奈月温泉も客寄せに苦労しているようです。
さて初日は天気予報で雨でしたが、晴れとなり、参加予定26名全員が宇奈月温泉の老舗旅館、延対寺荘に到着。遠く水戸からは、車椅子の岡野正君が奥様の運転で参加され、うれしい限りでした。前年の同窓会後急逝された松井君に黙祷し、佐藤君の叙勲、福地君の保険文化賞受賞の報告の後、最年長の南谷君の発声で乾杯し、懇親会となりました。
富山湾のおいしい魚や凝った料理、そして幹事推薦の地酒「幻の滝」が好評でした。二次会では、カラオケと60年安保闘争などの昔話で盛り上がりました。
翌日は快晴、紅葉の黒部峡谷トロッコ電車の旅は、夢のように美しく、こころよい疲れの中でホテルに帰宅、再び心づくしの料理に癒やされました。宿へ歩いて帰る途中に小さな魚屋があり、ニギスやコマイの干物、富山湾特産のホタルイカや白エビ、昆布巻きのかまぼこなど各々にお土産とされたようです。
皆に名幹事とおだてられてうれしく、大変疲れましたが、一瞬50年前の学生気分に戻れた、楽しい二日間でした。宿のサービスと素晴らしい天候、参加者の元気のおかげとただ感謝。
来年は東京の小原君が幹事で、隅田川の屋形船でやろうとの提案があり、再会を約して帰途につきました。
*昔年の若き面(オモテ)に紅葉映り 黒部の渓谷をトロッコはゆく* |