平成26年8月23日(土)に伊香保温泉森秋旅館で、昭和50年卒業のクラス会がこれまでと同様白倉さんと伴野さんのお世話で開催された。出欠の返事があったのは42名で内22名が参加した。交通の便の為かいつもの沖縄勢の参加はなかった。
 宴会に先立ち、松沢一夫さんと有馬端さんの訃報が報告され全員で黙祷を捧げた。
 白倉さんが、伴野さんとも来春退官するのでクラス会を暫く開催できないかもしれないと挨拶。皆がこれからは出席したくてもできなくなる年齢に入るのだからそんな事を言わないでほしいとコール。現況報告では、教授職にある方々は最後の仕事としての学会開催を抱えてまだ忙しさの最中にあった。竹之下さんは1週間後の癌治療学会に諏訪内晶子氏のコンサートを組んだので是非来てほしいと熱っぽく皆を誘っていた。病気で教授を中途退職された方あり、ほっそりした若々しい体型と思えば胃癌で術後数年とか、音楽活動を再開して楽しんでいる方とか、林望氏の源氏物語を紹介する人あれば、日本にエボラ出血熱が入ってきたら感染対策はという話まで。退職予定者から今後の就職先探しの話が出れば、ならばぜひ我が施設へといった話も飛び交い皆爆笑。学生時代の記憶に重なりながらも今は皆落ち着いた魅力的な雰囲気を湛えている事に静かな幸せを感じさせられた。
 女性は私と真柄(旧姓長谷川)さんの2名のみで、宴会後は暫くぶりの再会に二人で話し込んでしまった。新潟での暮らしが長い真柄さんは、ドックで毎日大量のマンモグラフィーと心電図をチェックしている由。夜11時近くなってから2次会の部屋へ行ってみると、水沼さんが教授としての苦労を話されているところで皆真面目な表情。酔っ払っている人はおらず会議でもしているのかと思ったほどで間もなく散会。
 翌朝、朝食会場には宴会後とは思えない爽やかな表情の面々が揃い、2年後の再開を祈って、さっそうとゴルフに出発する4名を見送った。私は真柄さんを車に乗せて駅まで送る途中、群馬大学に寄ったが、あまりの変わり様に懐かしさが沸かないとの言。確かに前橋の街並みは変わり、キャンパスの木々も変わり、幾つか残る昔の建物も耐震構造に囲まれて、学生時代の面影を辿るのは難しそうだった。
 






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