平成26年5月17日(土)に新潟県湯沢温泉のホテル双葉で、昭和37年(1962年)卒業(医学部8回生)のクラス会が開催された。私どもの同級会は8回の8に因んで八生医(やおい)会と呼んでいる。
 私どもは昭和37年3月に62名が卒業したが、現在までに16名が他界している。平成24年5月19日に横浜中華街で同級会を催した際には物故会員が13名だったが、それから現在までの僅か2年間に新たに3名の訃報が届いた。
 このたびの同級会は私と戸神重昭君が組んで幹事を担当した。46名の出席対象者に案内状を郵送したところ、20名が出席した。私ども同級生の年齢は今年喜寿(77歳)を迎える者が最も若い。あと数人で50%に届く出席率は、年齢を考えれば予想を遥かに上回る好成績だと、返信葉書を整理しながら手応えを感じた。案内状で夫人同伴歓迎と強調したが、牧元弘之君ご夫妻の一組だけだった。
 逝去した同級生の冥福を祈って黙祷を奉げてから宴会を始めた。近況が詳細に書いてある欠席者の返信葉書を出席者全員に回覧した。体調不良、入院中、療養中など、欠席の理由は圧倒的に健康上の問題だった。医師と雖もやはり生身の人間だから年齢は争えず、病には勝てない。
 酒が回るにつれて一人ずつマイクを持って近況報告を行った。健康に恵まれて趣味のスポーツやボランティア活動に今でも情熱を傾けている同級生の話に耳を傾けた。同級会に出席できる仲間には、若者を凌ぐ元気者も大勢おり、心強い限りである。
 二次会は幹事の部屋に集まり、夜を徹して懐旧談に耽り、未来の夢やロマンも熱っぽく語り合った。翌朝は希望者だけでロープウェイに乗って山の上にある「アルプの里」という散策コースを訪れた。
 次回の同級会の幹事を牧元弘之、柴山勝太郎の両君にお願いした。今回を超える高い出席率を期待しながら今から再会を楽しみにしている。
 






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