平成24年11月10-11日、昭和34年卒昭和33年度卒の三三会が伊香保木暮旅館で開催された。紅葉は真っ盛り、旅館前のもみじが見事な錦絵を織り成していた。私たちのクラスは例年11月の第2週目の土日に、会を行う慣わしがあり、54周年になる。会場は群馬が主だが、東京、栃木鬼怒川のこともあった。
 一昨年の東日本大震災では栃木、福島居住の方もおられたが、屋根の瓦の落下程度でそれほどの被害がなく会に出席され、幸いであった。
 クラスは入学時62名で、女性は2名である。今年の出席者は23名、二次会も行って次の日元気に分かれた。翌日にあるはずのゴルフコンペが今回は、参加者が少なく中止となった。残念であった。
 以前は前日、夜遅くまで二次会で飲んで、明くる朝早くいなごのように飛び出していった元気さはもうなくなったようにみえるが、来年は55周年、是非再開してほしいものである。
クラスメートも男性の平均寿命の80歳となった。まだまだ、平均寿命の上を行きそうな勢いである。今年は残念なことに、永年のクラス幹事であった神岡順次氏が亡くなられて、後任の推薦となり、五十嵐俊弥氏が選らばれた。氏は息子さんが医院を受け継ぎ、ゆとりのある生活をされている。悠々自適、現在、全国の岬の灯台めぐりを始められたそうだ。行った先々でレンタカーを借りられてこれからまだまだ行く岬が尽きないようで楽しく語られた。永年監事として宜しく御願いした。
 みな年相応に老化が進行して、脛に傷を持つものが多くなったが、ほとんどの方が元気に現役で働いている。最後にチャールス・ラム 作詞、西條人十訳の古い顔を合唱して、一本締めで終わった。
 来年の会場も木暮旅館に決まっており、来年は55周年、厳しい日本の実状をくぐりぬけて、輝かしい時の再会を期待している。
(54回幹事 野忠雄、大塚浩之、齋藤和子)
 






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