昭和38年卒の同級生の会は「花の38会」と称しております。当初は隔年に集まっておりましたが、数年前よりクラス会を毎年開くようになりました。それは毎年のように、会員が減って行くので集まる機会をできるだけ多くしようとの提案があったからです。
 本年は9月22日(土)に前橋のサンダーソン・ホテルに集まり、午後6時50分より懇親会が開かれました。出席者は五味夫人を含めて20名でした。冒頭に、昨年11月に他界しました塙博君の追悼のため黙祷がなされました。次に樋口次男君が幹事を代表して挨拶をし、その後一番遠くから駆け付けてくれた小野寺俊直君の音頭で乾杯がなされました。
 料理を食べながら歓談をしてから、出席者各人が3分ほどの割り当てで近況報告をしました。吉田忠義君、折口健君や樋口忠君のように、以前と変わりなく開業医として頑張っている者がおります。五味茂喜君などは後期高齢者となっても、これまで以上に多くの患者を診ているそうです。天田憲夫君や遠藤敬一君はフルタイムの勤務をいまだに続けております。樋口次男君、境野宏治君、河野徳雄君や中村茂君は週に幾日かの診療をしているだけとのことです。以前は活躍したにもかかわらず、石崎高志君、湯浅和男君や石川英男君のように、すでに定期的な診療は中止した級友もおりました。自営の医療を行っていると高齢になっても診療を続けられますが、上地弘二君、山崎文寿君や江原洋一君のように後継者がいる場合はかなり仕事量を減らしていると語りました。
 趣味として元気に海外旅行を楽しんでいる者がいる反面、松崎のように若い時とは違って遠出はしなくなったと言う者もおりました。竹内秀夫君のように、余暇を園芸で楽しんでいる級友もいることがわかりました。
 この後、9時にはお開きとなり集合写真が撮られました。名残は尽きないので、会場を変えて二次会が開かれました。ここでも積る話は尽きませんでした。
 翌23日(日)には、群馬大学が世界に誇る重粒子治療装置の見学をさせてもらいました。「一見は百聞にしかず」と言われますが、想像以上に壮大な装置を目の当たりにして圧倒されました。実物を見てから清原助教授の説明を聴きましたので、臨床にどのように応用できるかをよく理解することができました。
 その後、敷島公園にある朔詩舎で昼食となりましたが、学会に出席していた安部直利君がこのためにわざわざ来てくれました。次回の集まりを楽しみにしつつ別れを告げました。
 






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