2012年9月1日、ホテルメトロポリタン高崎で、一番多い一浪組が還暦を迎える辰年に、昭和53年卒の還暦祝の同窓会を開きました。何か一つ赤いものを着けて出席を…と御案内。50名参加です。
 沖縄からの源河朝博さんは、赤のかりゆし(嘉利吉)ウェアで出席。沖縄を13時に出て、17時には群馬に着いたと、ビックリ。「仕事や生き方を考える時期になったから、もっと繋がろう」とスピーチ。お次は震災にあった石巻市から出席の中川久明さん。写真のごとく赤いラガーシャツに白のトランクスからチラッと見える赤いパンツ・赤いソックスに赤い団扇。震災直後の同級生からの連絡や訪問に感謝を述べ、震災を経て思ったことは、「明日は分からない」。でも、還暦になり無性に勉強がしたくなった。哲学・宗教・茶道。「永遠に生きると思って学び、明日死ぬと思って生きる。」善い言葉です。大拍手と「腹からラグビーボール2個出せよ〜」の笑い。彼は、私たち同級生のために来てくれたのだと、心の底から嬉しく思いました。
 この会のために用意した日本酒は、復興を願う東北の酒、それに新潟県中越地震の小千谷復興サポーターの杵渕裕子さんからの新潟の酒が加わり、次々空きました。一番年上の高山秀男さんは、「以前に僕の還暦を祝う同窓会を開催するから、赤いチャンチャンコに赤い帽子…と言われ、絶対嫌だ!と言ったのが9年前。もう皆さんが還暦ですね。しかし、19歳のときに28歳は年上でも今となっては変わらない。」彼がメディカルパートナー・スポンサーをしている、ザスパ草津の掛け声を御披露。「53会オ〜!」若い!
 今回初参加の池田一さんは地域中核病院での仕事の様子を話し、春田祐郎さんは広島東洋カープの赤いキャップをかぶって登場。54卒から初参加の佐久間隆さんは、青春18の切符を使い、御夫婦で夏休みの途中の時間を下さいました。久しぶりでも久しぶりな感じがしないとの感想でした。
 今回の工夫は、顔は分かるが名前が出ない現状を考え、大きな名札を用意。これで初参加でも楽しめる?定番の家冨克之さんの歌は、千の風になってで始まり、北海の満月・ああ上野駅では全員手拍子。鈴木英雄さんに閉めていただき二次会へ。
 狭いところで一緒に過ごす…をコンセプトに二次会はアイリッシュパブレッドライオン高崎。スタンドバー形式の店に、折りたたみ椅子を持ち込むのはさすが還暦。雨上がりの道路に机や椅子を出し23時まで。その様子を地元の沼賀哲郎さんが道路から写真に撮ってくださいました。欠席した同級生に想いをはせ、路上から集団で電話も。
 このたくさんの仲間がいる幸せに乾杯。
(幹事嶋田均・村上博和・平戸政史・杵渕裕子・斎藤知子)
 






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